Sketchをもっと使えるようにするために 『UIデザイナーのためのSketch入門&実践ガイド』を読んで
04 May 2018関わっている案件の一つでUIデザインも手伝うことになったり、新しく作ったライブラリのサイトのデザインをカッコよくしたいなと思ってたりで、UI周りは今までちょろっとSketchを使っていたけれどしっかり使えるようにするためにもSketchの本を読んでみた。
Sketchは英語メニューということもあり、それぞれのメニューはどういったものなのかを詳しくひとつずつ説明しており、英語という理由でSketchを敬遠してる人にとってはうれしいかもしれない。本書の半分くらいをメニューの説明にあてていると思うくらい手厚い。
しかし自分にとっては英語メニューで慣れてしまっているので流し読み。
デザイナーなら他にもデザインツールを使ったことがあるはずなので、大体使い方はわかると思うからChapter1 - Chapter5は読み飛ばしてもよさげな気がする。
Chapter6でSketchの主要な機能・概念である「スタイル」と「シンボル」について詳しく説明しておりわかりやすかったと思う。
まぁSketchを触ってる人なら言わなくてもわかる話かな…。
自分のSketchはプラグインを入れていないプレーンな環境だったので、Chapter7で便利なプラグインがいくつか紹介されていて非常に参考になった。またデザイン周りのツールについてもそれほど知っているわけではないので、へーなるほどな感じ。いろいろ使ってみようっと。
最後のChapter8では実際にSketchを使ってどうUIデザインしていくかを実例をあげて説明している。
Sketch使えばだいたいこんな感じというのが伝わってくる。
多分本書のターゲットはSketchをまったく知らない&UIデザインやったことありません、という人なように感じる。
デザインツールを使ったことがある人ならなんとなくでもSketchは使えると思う。とはいえ読むことでなんらかの気づきはあるとは思うけど。
自分にとってはどちらかというとデザイン周りは畑違いなので本書は役に立ちそう。実践あるのみ。
一つ注意する点は、本書はSketch43を対象としており2018/05時点ではSketchのバージョンは49なので、内容が古い可能性があること。
フロントエンド周りも進化が早いけど、デザイン周りのツール・エコシステムも進化が早くて大変そうだ…
(InVision Studio無料で使えるし使って良さげだったのでそっちのほうに乗り換えようかなと実は思ってたり…)